2009-02-03

芸事

毎週火曜日は
ワイチャンは三味線の稽古
あやこさんは着付け教室
と芸事?にいそしむ曜日となっています。

祖母・母・叔母よりゆずり受けた着物があり、
ワイチャンも三味線をしていることから
何かと着物が活きる機会もあるので
1月より近所の公民館の着付け教室に
通い始めたあやこさん。

そんなに不器用ではないと思っていましたが
まぁ思うように手も体もうごきません・・・
慣れない着付けに四苦八苦・・・
毎度二の腕が若干筋肉痛・・・

顔は日本顔なのに
立ち居振る舞いはすっかり洋式な自分を
思い知らされます。

以前までお茶や着付け、というのは
通い続けていったいみんな何をしているのだろう?
というのが正直な感想でしたが
実際自分が習い始めて、目からうろこでした。

着物を着る、という行為の随所には
理にかなった知恵や要領がちりばめられています。
たぶん茶道も。

それをてきぱきとこなすには
美しい所作や立ち居振る舞いが大切であり
それはまた一朝一夕には身につかないものなのですね。
地道に繰り返すことで少しずつ自然に身につくんだと納得です。

着付けといえば
袴のたたみ方も四苦八苦です。
最後の紐のたたみ方が
はたして必要なのか??ってくらいに
芸術的なたたみ方をせねばなりません。

ワイチャンが袴をあつらえたときに
先生がたたみ方をレクチャーしてくださり、
ワイチャンとあやこさんはビデオを構えて
先生のたたみ方の一部始終を録画。

袴も年に数回しか着ないので
ちっともたたみ方を覚えず
毎回、二人してわざわざビデオを
引っ張り出し、あーだこーだ言いながら
格闘してたたむ始末・・・

挙句、ワイチャンは携帯に動画をダウンロードして
(その暇があるなら覚えたほうがよいと思うが)
先生に見つからないようこっそり携帯を見ながら
たたもうと思うもうまくいかず、 先生の目を盗んで
ぐちゃっっと丸めて無理やりしまおうとしたところ
他の生徒さんが見兼ねてたたんでくれたとのこと。

しかも「困っていたらみんながたたんでくれた♪」
と「超末っ子体質・根が他力本願」全開で
まったく反省の色がないワイチャン。

これからはあやこさんが教育します。